きのう何食べた?
深夜枠の連続ドラマ、最終回まで全話見た。
連ドラをちゃんと見たのは久しぶり
漫画が原作なんだけど、ドラマだけ見た感想
まずあらすじを簡単に説明?すると西島秀俊さん演じる主人公のシロさんは40歳過ぎてるのに奇跡のビジュアル、しかも弁護士で独身
それには訳があってシロさんには容師のケンジ(内野聖陽)というゲイの恋人がいて同棲中
主人公が弁護士だからって大きな事件起きて、勝訴を勝ち取るなんて話は出てこなくて
日常がたんたんと丁寧に描かれてて、毎回シロさんが料理作るシーンがあるんだけどその料理がとにかく美味そう
そんなドラマ
正直とても良かったです。
はじめ、「おっさんずラブ」が当たったから二番煎じ的なやつだと全然期待してなかった
深い時間のドラマにしてはキャスト良すぎてビジュアルだけの出オチかなとおもってたのに気がつけば最終回「ケンジよかったね…」って涙しました( ; ; )
西島秀俊は何見ても西島さんなんだけも、相手役の内野さんの演技が上手い
正直身近にゲイの人居なくて何が上手いってよくわからないんだけど
指先の動きや顔の表情でセリフは無くても伝わってくる
ゲイ仲間の小日向さんを演じる山本耕史さんが堀北真希さんって奥さんいるの知ってるのにもうそれにしか見えないし、その恋人のジルベール役の磯村勇斗さんはこのドラマを見て知ったのだけどなんとも言えないクセになる感じ
(ジルベールの元ネタの知らなて調べたら全然違くてそれにも笑)
ドラマ始まった当初はシロさんがは見た目ゲイっぽくないし、職場でもカミングアウトしてなくて世間の目を気にしてて…
でも、ケンジが職場でカミングアウトしててお客さんに恋人(シロさん)話をしてそのことでシロさんと喧嘩したり
話が進むにつれてそんなシロさんの気持ちに変化が見えて
最終回、可愛いカフェに行く場面で女性ばかりの店内で男2人でマフィンわけっこしてるのかなり浮いてて、またシロさん機嫌悪くなっちゃわないか心配したけど、心配無用でした
このドラマを見て一番思ったのは、人と人には適切な距離が必要って事
親子の関係、恋人同士の関係いろいろあるけど
親子だからって、なんでもありってわけじゃなくて踏み込んで来ないで欲しい部分もある
恋人同士でも関係を大切にしたいからこそ飲み込んで言わないこと、逆にちゃんと大切な事は言葉にして伝えることの大事さを感じた
ドラマに出てくるご飯はどれもおいしそうで作ってみたくなる!基本料理はシロさん担当だけど、洗濯や掃除、食べた食器の片付けなどケンジがやったり2人でいれば2人でやったりそういうの当たり前のようにできるのって当たり前じゃない(あといつもご飯食べる時にケンジが美味しいって言ってくれるのいいな)
カフェ行く前に2人でスーパー行くんだけど
正月料金で高いアスパラに怒るシロさん
でもいつもの麺つゆと低脂肪乳が安くなってて喜んでるシロさんみてるケンジの顔!←伝われ
全編通して2人がいちゃいちゃするシーンはあまりなかったのに最後2人で料理するシーンめちゃくちゃいちゃいちゃしてて
それはそれは幸せそうでよかった
全部見終わって気持ちのいいドラマでした。
おわり