点と点

今日はアイメイクをしないで仕事へ行った。
“しない”というより“できなかった”

今朝はいつも通り洗顔をしてベースメイクをし、アイラインを引こうとしたらアイライナーが見あたらない

いつもアイラインからメイクをしているので、いつも通りに出来ないって思ったらどおでもよくなった

私は“0か100”というところがあって、私の中の完璧から外れてしまうとまったく価値のないものになってしまう

アイラインのないアイメイクは許せなかった

アイメイクなしの“つぶらな瞳”で仕事へ行くのはどうなの?まぁ、自分が気にするほど周りは私の事なんてみてないよ



「泣いたの?」って声をかけられた
「泣いてないよ」って答えたら私の目元を指差された

メイクしてない腫れぼったくて、小さな瞳を見て心配してくれたのだ

「メイクしてないだけだよぉ」って笑いながら、私じゃない誰かが心配してくれたのが嬉しかった



点と点

服も脱がず点と点で繋がる
目をつぶってキスをして、あなたは何を見てるのでしょう

「こんなの私の欲しいものじゃない」「いやだ」って言えばいいのに

私はただ条件反射のように差し出されたモノを口に含み、待っていたかのように受け入れる
見捨てられるのが怖くて


ただあなたは私を背中からギュッと抱きしめてそれから仕事へ行った


このままじゃダメだと思う私と
このままでも(一人ぼっちより)いいと思う私


私は煙草が嫌い
たぶんカレは吸っている
でも家にいる時は吸わないし、吸ってない体

限りなく黒に近いグレー
見方を変えれば白


私の周りの人は「一緒にいる時に吸わないならいいじゃない」と言う

吸っている悪より、隠してる優しさ

だから、その優しさに彼も私を失いたくないと思ってるのではと期待する


でも私の思考は“隠してる”=“嘘”=“悪”なのだ


グレーでいいと思えたら楽なのに


家に帰って探したらアイライナー見つかりました。